Miyashita Mariko

2009年3月アーカイブ

第64回春の院展

院展の初日です。

 

春の院展.jpg初日はいつもどきどきします。自分の絵の見え方というのがアトリエで見るのと会場で見るのとでは全然異なるからです。アトリエでは「もうやるべきことはやった」と思っているのに、会場では「まだまだやるべきことはある」と思ってしまいます。

 

地道な作業も、ストイックな練りこみも、その時のベストを尽くして心行くまで作品と向き会ったと思っていても、手を離れるとまだ足りない気がする。そう思い続けていつも描いては手を離し、また描く・・・。

 

 

相変わらずそう思いながら描いた今回の作品・・・「日だまりの記憶」。

 

いつも日向でいられることはない。日は陰り、空は曇り、無表情な空気に包まれる時間・・・そんな時もいつかの日の光の記憶を持って変らずあり続けること。不変の存在と強い意志。そういうのは暖かさの記憶があるからそうあり続けられるのではないだろうか、と思う。

スケッチをしている時に太陽のない無表情な空と棕櫚の間を通り抜ける風の音がした。固い葉が互いにぶつかりあって「パラパラ、バララ、バララ」と蛇腹を擦り合わせるような不思議な葉の音を風が奏でていた。

無表情な空と日だまりの記憶、そこに吹く風を生み出したいと思った。

 

いつも何か新しい発見と感動を見つけなければ・・・。

まだまだやれる。

いつも前進あるのみです。

 

***

 

第64回春の院展

東京展

2009年3月31日(火)~4月12日(日) 

日本橋三越本店7階特設会場 (入場無料)

アートフェアという大きな美術の展示会があります。国内外の画廊やギャラリーが集結して様々なジャンルの美術品を一堂に集め展示販売するという、いわば美術のお祭りのようなものです。また、美術品の展示販売という一見垣根の高そうに感じる世界ですが、入場券を設けてコレクターやバイヤーといったコアな美術関係者から、一般の愛好家まで一律平等に入場できるシステムであるというのもこのアートフェアーの魅力でもあります。見てるだけでもいい、気に入れば入手するのいいという様々な楽しみ方のできる気兼ねない美術というのを味わえるものといえます。

 

アートフェアー東京は今年で4年目、本年は過去最多の143のギャラリーが集結し、およそ3000点のアートが東京・丸の内に一堂に会します。

http://www.artfairtokyo.com/

 

今年開催のアートフェアー東京2009のブース№B08の「ギャラリーゑぎぬ」から2点出品することになっております。

アートフェアー.jpg

 

先日、チラシと図録、2010年のカレンダー(12月の絵柄)、招待券が届きました。

 

・図録・招待券 限定30組 →終了しました

・カレンダー 限定10部 →終了しました

 

限定数がございますが、先着順にて承りますのでご希望の方はお知らせ下さい。(チケットはお一人様1枚に限らせていただきます。ご了承下さい)

 

<お問い合わせ>

http://www.miyashita-mariko.com/contact.html

 

 

<アートフェア東京2009>

東京国際フォーラム・展示ホール

4月3日(金)11:00~21:00/4日(土)11:00~20:00/5日(日)11:00~17:00

入場料=1DAYパスポート1500円(小学生以下無料・但し保護者同伴)

1DAYパスポートは東京国際フォーラム会場で販売しております。

前売りチケット=1DAYパスポート1200円

[チケットぴあ Pコード688-472 ℡0570-02-9999]

[ローソンチケット Lコード36996 ℡0570-000-777]

[e-plus http://eplus.artfairtokyo/

お問い合わせ=アートフェア東京実行委員会事務局

〒106-0031東京都港区西麻布1-9-11 ℡03-5771-4520

 

*私の作品は下記にて展示です。広い会場ですが、お寄りいただければ幸いです。

展示ブース№B08ギャラリーゑぎぬ グループ展「Brightness」

 

和紙文化研究会

今日は和紙文化研究会の月例会に出かけました。場所は日本橋にある小津和紙博物舗。

 

DSCN1456.jpg

 

小津和紙博物舗は制作の時に使用する和紙や、便箋・封筒の類を購入するのにお世話になってる専門店です。とても多種多様の和紙が入手できます。

 

http://www.ozuwashi.net/

 

 

 

和紙文化研究会は月に一度、この小津ビルの会議室をお借りして、和紙にまつわる勉強会を行っているものです。

 

 クメセンセイと

 今日はその和紙の勉強会と共に、この和紙文化研究会の代表を務めている久米康生先生の米寿のお祝いとあって、とても貴重な会となりました。

 

私は和紙の勉強を始めた頃より、和紙の研究家であり和紙に関する文献を多く執筆されている久米先生にご意見を伺うなどしてとてもお世話になりました。

御年88歳・・・まだまだ現役バリバリで和紙について研究されてる姿は、とても敬服いたします。

 

 

↓久米先生執筆のオススメの和紙の本「和紙の源流―東洋手漉き紙の多様な伝統」

 

00000.jpghttp://www.amazon.co.jp/%E5%92%8C%E7%B4%99%E3%81%AE%E6%BA%90%E6%B5%81%E2%80%95%E6%9D%B1%E6%B4%8B%E6%89%8B%E3%81%99%E3%81%8D%E7%B4%99%E3%81%AE%E5%A4%9A%E5%BD%A9%E3%81%AA%E4%BC%9D%E7%B5%B1-%E4%B9%85%E7%B1%B3-%E5%BA%B7%E7%94%9F/dp/400002650X/ref=sr_1_3?ie=UTF8&s=books&qid=1237647905&sr=1-3

 

 

これまで多くの和紙の文献を読んでまいりましたが、ここまで情報が整理されて正確且つわかりやすい本はないと思います。

和紙を扱う方、そうではない方、どちらにもオススメできる本です。

 

DVD.jpg本年の第81回アカデミー賞短辺アニメーション賞受賞の「つみきのいえ」。

 

なかなか入手が困難になってるようですが、さっそくGETしました!

 

受賞直後すぐに予約購入しましたが、遅れること2週間やっと手元に届きました。・・・やはりドっと注文が殺到したと思われます。

 

アニメーションは好きで、時々見ます。特にストップモーションが好きです。始めはウォレスとグルミット、ピングーなどのおなじみのものを好んで見ていました。長編だとティムバートンのコープスブライドも好きです。新進作家モノだとムラタトモヤスの「朱の路」というのがオススメ。ムラタトモヤスはミスチルのHEROのPV及びジャケットにも起用されていました。

 

アニメーションもモノによっては手仕事、手作業の温かみが凝縮している「作品」だと感じます。

 

休憩の一時にホックリしたいと思います。。。

 

<つみきのいえ>

2008年文化庁メディア芸術祭アニメーション部門大賞

     フランス・アヌシー国際アニメーション映画祭最高賞

2009年米国アカデミー賞短編アニメーション賞

監督:加藤久仁生 (プロデュース:ROBOT)

 

 

図録・DMできました

4月2日から始まる池袋東武での個展の図録とDMができあがりました!

今回は、図録とDMの表紙のデザインもさせていただきました。

 図録.jpg

 

展示作品の一つに「月風」というのがあるのですが、その作品を元にしています。

ちょうど今回の展覧会のタイトルが「鏡花風月」ということで、ちょうど合ってていいかもなぁと、フと思ってみたり。

 

図録は個展に出品する作品のうち、22点を掲載しております。

 

 

展覧会までの間にまだ制作が残っておりますが、会場でたくさんの作品を展示できるように準備を進めておりますので、皆様のご来場を楽しみのお待ちしております。

 

 

図録・DMのお問い合わせは下記まで↓

http://www.miyashita-mariko.com/contact.html