Miyashita Mariko

2009年4月アーカイブ

硯(すずり)

今日は「硯の資料室」の楠文夫先生のトコロへ学生さんの引率兼ねてお邪魔しました。

絵描き(特に日本画家)は硯にコダワリがあり、硯の先生にその歴史と種類についてお話を伺う機会というのは特別、興味深々。

 

>>>「硯の資料室」>

090430-173233.jpg今回、硯の資料室の内部写真を楠先生の許可を得て公開します♪

硯の資料室には、とても貴重な硯がたくさん並んでいます。

古代のものや中国の文人が愛した骨董モノまで、たくさんの素材(石の種類)と形状をした様々な硯がところ狭しと並んでいます。

硯は道具でありながら、なんとも美しい工芸品であるとも思える一瞬です。

 

これらの硯の中から、5年ほど前にお譲りいただいたもの(現在、愛用の硯)があります。

 

 

 

 

 

 

 

>愛用の硯「端渓水巌 翰墨陶情硯(かんぼくとうじょうけん)」

硯2.jpg 硯裏.jpg

端渓石で作られたシンプルな板硯(ばんけん)です。

1778年の作です。

硯には「海」と「丘」があるのですが、この板硯というのはただの平らな面のものです。

絵を描く(特に線を引く)場合は、筆の穂先を整えるのには平らな面が広いこの板硯が最適です。

裏には文字が彫ってあり、そこには「この硯、墨また、筆を扱う者に、趣きをもってこれを愉しませる」というような内容が刻まれています。墨色も筆の運びも愉しませてくれる硯だなんて、とてもステキだなぁ・・・。といつも道具にも感謝しています。

びっしりとタコ詰めになったお花が届きました。

遅ればせながらのお祝いということでいただきました。ありがたいものです。

 

"Nicolai Bergmann"

花箱2.jpg

 

 

クール宅急便でひんやりとした真っ黒いスタイリッシュな箱がポンと届きました。

 

 

その無機質ともアーバンデザインとも取れる箱をあけるとそこには一面の花・華・ハナ・・・。

 

 

ミッチリお花がギュギュっと詰め込まれておりました。

 

 

その対照的な演出にすっかりハマってしまいました。

 

花箱.jpg

>>>こんな感じの全貌です>

 

花好きなのが周知されてるようで、鉢植えや花束やイロイロいたくことが多いのですが、この手のものは初めてでした。

 

美しさを際立たせる演出というものに感動しました。

嬉しい驚き(Nice surprise!)というのは、もしかしたら形あるものに対してではなく、その裏に隠された思いに感動するのではないかということをとても如実に感じました。

 

 

宝箱を開けた感動のような、そんなワクワクした気持ちを味わいました。

記念切手

記念切手をよく買います。

 

記念切手.jpg

手紙を送ることが多いので、季節に合わせたり、封筒・便箋に合わせた色合いや柄を選んだりするのに記念切手はとても便利です。

絵柄の精巧さもあり、とても美しい切手ですので、受け取り主さんもさぞかし楽しいだろうし、何より使ってる私もワクワクします。

 

今回は切手趣味週間・祝中国2009世界切手展(4月20日発売)と天皇皇后両陛下御結婚満五十年記念(4月10日発売)を購入しました。

どちらもとても柄が素敵です。 素敵な柄の切手はすぐに売り切れてしまうので、気がついた時に買ってストックするようにしています。

 

記念切手を貼るのも楽しみですが、それに加えてたまに消印を局の独自に持つ局印(風景印)にしてもらって、絵柄のついている消印スタンプを押してもらったりもします。 それぞれの地域の柄が入っていて面白いです。

 

手紙(郵便)って奥が深いです。

どこでどうやって出したか、どんな気持ちで出しているか・・・。

あの小さな手のひらサイズの紙の中にたくさん気持ちを込めることができるのだなぁと思います。

 

手紙を書く習慣が年々減ってきていると思いますが、直筆であることのよさというのがあると思いますので、今後も変らず手紙を大切にして行きたいと思います。 そして切手を貼るのにも、受け取られる方の気持ちを考えて、素敵な切手を貼って投函したいと思います。

 

また素敵な切手が発売されるのが楽しみです。

 パリへ出張されたというお客様より、お土産を送っていただきました。

 

"LA MAISON DU CHOCOLAT"

宝石箱.jpg

 

 

箱を開けるとまるで宝石が詰ってるような美しさでした。私はお酒が飲めない(意外だといわれるが。)ので、専ら甘党で有名です。仏チョコといえばジャンポールエヴァンやピエール・マルコリーニを想像しますが、最近丸の内で行列を成すこのお店も日本で人気のようです。初めてココのチョコレートをいただきましたが、とても上品な甘さで、おいしいものでした。

さすがは仏チョコです。

 

 

聞くところによるとパリのお店はかの有名な凱旋門正面のブランド通りであるシャンゼリゼから裏手に入るジョルジュサンク通りとモンテーニュ通りの間のところだとのことで、その辺りは半年程前に私も通ったなぁと、淡い記憶の糸を辿ってみました。

 

半年程前にパリに旅しました時に立ち寄りました老舗のネクタイ店"DOMINIQUE FRANCE"もたしかこのLA MAISON DU CHOCOLATの数件隣になります。

ドミニク.jpg

 

 

DOMINIQUE FRANCEは老舗中の老舗で、ジャガード織ではとても定評があります。

織の技術の高さはデザインにのみならず、その使用感は最高とのことで、せっかくならば日本にない柄を本店で購入したいナァと、贈答品購入目的で訪れました。

 

お店の方がとても気さくで、たくさん出して選んでくださいました。

 

フランスの職人気質な老舗だったらきっと門前払いもあるだろうと恐る恐る訪れましたが、遠方からのお客ということでとても丁重に扱っていただき、恐縮しました。

 

ルドワイヨン.jpg

 

そんなパリへの旅の目的は、田渕俊夫先生のパリ・エトワールでの展覧会及びレセプションに列席するためでした。田渕先生の作品をパリで拝見させていただいた上、レセプションはミシュラン☆☆☆のル・ドワイヨンでしたのでとても貴重な体験でした。

 

 

殆ど取材に費やす日程の中で、マルシェ(市場)でお買い物を楽しむ日がありました。

計り売りのチーズや現地の岩塩を購入したりととても楽しかったです。

 

 

  マルシェ2.jpg

マルシェ.jpg

>岩塩の量り売り

 

 

   

 

 

 

 

 チーズの量り売り<

 

 

チョコレートをいただきながら、パリでの旅の記憶をよみがえらせ、その時取材したモチーフを集めてまた制作したいという思いがフツフツと湧いてきました。

もう少しイメージを熟成させて、またいい絵に反映させられればと思います。

パリの風景・・・作品になって皆様の目に触れる機会がそのうちにあると思いますので、楽しみにしていただければ幸いです。。。

実は・・・。

今日、一つ年をとりました。

 

おはな.jpg

>オシゴトでお世話になってる画商さんからいた  だきました。

 

 

三十路を過ぎてから、カウントしていない我が年齢。考えると恐ろしくなります。(笑)

 

 それでも毎年何か課題を見つけては解決するように歩んできてるかなぁ?と思います。(そう思いたい?)そして多少でも成長しているかなぁ?と感じています。(そう感じたい?)

 

 バウムクーヘン.jpg

 

 そう思い続けてまた一つ年を重ね・・・。

 

なんとなくそのことをごまかすように好物の「ねんりんや」のバウムクーヘン(固め)を今日のお祝い(年をとることは祝いたくないが。笑)のケーキとしていただきました♪

 

ささやかな誕生会でした◎

 

  

 

 

 

さて、新学期が始まって大学業務も立て込み始めました。明日は受け持ちの2コマ通常授業がはじまります・・・。

これから明日のPPTの調整とレポートを作成します。がんばります♪

サクラサク

今日は東京藝術大学の入学式です。朝から気持ちの良い青空。新入生の笑顔もまぶしいです。

 

入学式.jpg

私もかれこれ十ン年前、この門をくぐって入学式に参列しました。

 

とても懐かしいです。

 

私は大学に入るのに3年足踏みしましたので、入学が決まった時はそれはそれはもう嬉しいものでした。入学式の日は校門に国旗と「東京藝術大学入学式」のカンバンが掲げられ、そのカンバン前には記念撮影の行列ができるので、列に並んで写真を撮ったのも今ではいい思い出です。

 

春になるとあの頃の初々しくも希望に満ちた高揚した気分を思い出します。

 

不安も何も無い、日本晴れの心。

 

結局その後、大学院、博士課程と合計3度の入学式と卒業式をこなし、芸大のサクラもだいぶ見慣れました。サクラ.jpg

それでも、上野の山はサクラの季節が一番よく似合う。それはたくさんの希望に満ちた笑顔が咲いているからなのかもしれません。

 

今日もそんな笑顔にたくさん出会いました。

 

これからまた新たな年度が始まります。学生さんのサポートと、研究に明け暮れる新学期の始まりです。

 

春の院展~当番編

今日は、春の院展@三越 の当番で、日本橋三越7階におりました。

 

三越.jpg

朝、昨日の個展の作品の片づけを済ませた後、開店時間より少し遅れて三越に到着。

 

地下鉄三越前からの入り口に、このような暖簾がかかっておりました。

・・・これまで何度か三越に足を運んでおりましたが、このような光景に出くわしたのは初めてで、風情があってとてもステキだなぁと思いました。(思わずパチリ。)

 

会場で少し過ごして、6階の美術画廊で行われてる院展同人小品展を見て、午前の部はオシマイに・・・他の当番の先生方とお昼をご一緒させていただき、7階のお食事処「日本橋」に行きました。普段、なかなか行かないデパートの食堂・・・これまた初めてでした。

 

 

デパートの食堂といえば、クリームソーダとプリンアラモード。

なんとなく子供の頃から勝手に思い込んでいる定番メニュー。・・・で、オーダーしたい気分でしたが、なんとなく気が引けてしまい、オトナぶってホットティーなんぞ頼んでしまいました。

 

オトナぶっていても心はいつも子供のまんまなのかもしれません・・・。

 

春の院展は今月12日までです。お時間ございましたらお出かけください。

(私の絵はJルームにあります。)

 

http://www.mitsukoshi.co.jp/store/1010/64inten/

本日最終日

池袋東武での個展が本日最終日を迎え、無事に会期を終了いたしました。

 

最終日.jpg

 最後まで、たくさんのお客様がお見えになり、本当に充実した1週間を過ごすことが出来ました。

 

今回、大作を数点持ち込んだので、見ごたえある作品も展示することができましたし、普段なかなか制作する機会を得ない小品にも取り組ませていただきましたので、身近なモチーフから風景まで様々なバリエーションでの展示ができ、私としてもとても楽しめました。

 

 

また、会場にできるだけいましたのでたくさんのお客様とのコミュニケーションも取れ、様々なご意見やご要望など生の声を聞けたことは今後の私の糧となり、励みになりました。

 

プレゼント.jpg

個展はたくさんの作品を制作して展示しなければなりませんので、なかなか開催することができませんが、依頼を受けて2年の準備期間を経て、こうやって一つの形にすることができたことは 本当によかったなぁ、と、しみじみ感じました。

 

ご来場くださいました皆様、本当にありがとうございました。

また 次回お会いできますことを楽しみにお待ち申し上げます。

 

今後とも、いい作品を制作・発表してまいりますので暖かかくお見守りいただければ幸いです。(もう次回のグループ展の制作を始めました!)

          

                              

>今回いただいたお土産一部紹介。

*お祝いの品やお花、お菓子をたくさんいただきありがとうございました。

 

ありがとうございました。

 

 アートフェア東京が開催しました。

本日より5日までの3日間、東京国際フォーラムにて開催しております。

アートフェア1.jpg

 

昨日のプレビュー&オープニングセレモニーに出かけました。兎に角すごいたくさんのブースとヒトと作品が並んでいました。

 

殆どがコンテンポラリーアートな雰囲気の会場で、私のようなファインアート系の作品を作ってる人間からしてみたら、とてもビックリするような多種多様なアートの集合でした。

 

 

>入り口の様子

 アートフェア2.jpg

 

 

B08の、ギャラリーゑぎぬさんにて、作品を2点展示していただいております。

 

展示の作品は

F3「ひと零」(ヒトシズク)

F6「露玉の揺篭」(ツユダマノユリカゴ)

です。

 

どちらの作品も、植物と鳥を題材にした花鳥画になります。

緑の空間に包まれて、鳥と木の実が配されております。

短い期間ではございますが、是非ご高覧いただきます様、宜しくお願いいたします。

個展初日

本日より、東武池袋本店での個展が開催となりました。

 

個展5.jpg

今回の個展のテーマは「鏡花風月」。

 

「鏡花風月」とは、目には見えながら手に取ることが出来ないものであり、直感で感じ取ったり悟ったりして把握するものの喩えです。

それを表現することはとても難しいことで、一生かかっても見つけることができないかもしないし、実現できないかもしれません。でも、一途に思い続けて描くことで少しでも表現したいという思いで取り組みました。

 

 

 

一枚の絵を描いている時は、その目の前の一枚に集中するので、自分の世界というのはその一点に集中します。そして、広い広いイメージを小さな画面に閉じ込めようとじっと向き合います。

 

ですから、一点一点とても思い入れがあって、その繰り返しで作品の数をこなしているので、個展ともなると、その広い会場に納まるだけの数を考えて気が遠くなりそうでした。

 

そんな地道な作業でコツコツ山寺の階段を上るように足元を見ながら前に進んでいました。

 

 

そして、ふっと頭を上げてみたら山寺に到着したような・・・そんな小さな積み重ねを一堂に会す場が個展だとすると、私の意識の欠片を一気に会場で並べるような感じがします。

 

今日、初日を迎えて、 皆様の心に響く小さな欠片が一つでもあれば幸いに存じます。

 

会場にはだいたいおりますので、是非お出かけ下さい。

 

宜しくお願いします。

個展準備中・・・。

個展が明日に迫りました。

 

東武1.jpg

 

>只今設営中>>>

 

 

今回は春の院展と個展とアートフェアの3つの展覧会の会期がかぶり、日程的に調整が大変でしたが、なんとか設営まで漕ぎ着けました。

 

 

 

デパートでの個展も初めて・・・しかも、30点を超える作品展示というのも初めてで、とても緊張しました。

 

 

新作の制作に取り組む時間をずっと調整しつつ、気がつくと食事をするように絵を描いていました。三度の食事を作って食べて・・・というのと同じサイクルで絵を描く日常。生まれて初めて描き続けて手が腱鞘炎になりムクみました。

それでも黙々と描き続けて・・・今日が来ました!最後の最後まで描いてたので、搬入直前の4時半まで最後の5点に手を入れていました。

 

ついに明日、開幕です。

会場で皆様とお会いできることを楽しみにしております。。。

是非ご高覧くださいませ!

 

***

 

個展「宮下真理子 日本画展」‐鏡花風月‐

2009年4月2日~8日
東武百貨店 池袋本店 6F美術画廊