Miyashita Mariko

2009年11月アーカイブ

大学での仕事

芸大でいつも私がやっている仕事を紹介します。

学生さんの相手をする他に、主に研究室の出版関係を担当しています。

 

研究室では、アカデミックな専門書籍というよりは、それをより一般に広めようということで、多くの書籍を編纂・出版しています。

 

私は、「日本画用語事典」というものの英語版を出版すべく、大学に出勤している時間はその編集作業に追われています。

 

0819.jpeghttp://www.tokyo-bijutsu.co.jp/tobi/book/japan_art/000268.php

 

>>こちらが現在出版されて約2年半経つ『日本画用語事典』(日本語)です。すでに第4刷まで出版されて、好評を得ております。(第4部 古典絵画の研究「<小野雪見御幸絵巻>に関する研究」は、私が執筆しています。)

 

難しいとされる日本画の世界を紐解くキッカケとなるということで、日本画を学ぶ学生さんや、カルチャーセンターで絵を学ぶ方、愛好家から専門家まで多くの愛読者がいると伺っております。

 

その英語版(翻訳本)を出版するというのが私の任務になります。

DSC_0008.jpg

 

大学では原稿に埋もれるようにして作業をしています。

 

自宅に持ち帰ることもありますが、現在の仕事は校正になるので、翻訳家の方と学生さんのアルバイトを頼んで皆さんで手分けして200ページ程ある原稿を読んでは赤を入れるという作業をしています。

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お願いしている学生さんは皆院生なので、専門知識を持っています。質問に来るのですが、とても突っ込んだ内容なので、こちらも回答に困ることが多いです・・・日々勉強。

 

 

この書籍が出来上がるまでには本当に多くのその道のスペシャリストに関わっていただいてできたものです。

 

 

 

 

そんな専門家の先生方や、お手伝いしてくださる学生さん、翻訳家の方がいて、ここに一つの形を作り上げるという作業に私は関わっています。

 

書籍の内容が充実しているのは当然のことながら、ここに至るまでのプロセス自体がとても尊いものなのではないかと思います。

 

出来上がってしまえばただ一冊の本に過ぎないかもしれませんが、私にとってはとても思い入れ深いものの一つになることは間違いありません。

 

出版は2月28日を予定しております・・・それまではやはり厳しい状況でシゴトをこなしていると思います。

和紙について研究して以来、ずっとお世話になっている和紙文化研究会の年に一度の講演会です。

月例会は会員のみの研究会になりますが、講演会は広く一般の方にも入場していただけるもので、内容も「和紙」というものの研究者向けだけではなく、裾野の広いものになっております。

 

この和紙文化講演会、毎年司会をしております。

気がつけばもう7年目になります。

 

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 例年、昭和女子大のグリーンホールを借りて講演を行っており、今年は11月22日(日)に開催されます。

 

 

 

今回のテーマは・・・

『海を越えた和紙の魅力』

―手漉き紙の多彩な展開―

です。

 

 

 

会場では和紙に関する関連書籍の販売や、和紙自体の展示もロビーで行われる予定です。

 

 

そして、和紙の研究者が沢山集まるので、懇親会ではいつも「紙話」で盛り上がります。

・・・チョットマニアックですが、とても楽しいものです。

 

 

 

 

 

 

和紙について興味がおありな方、お近くの方は是非参加してみてはいかがでしょうか?

 

 

 

 

 

第17回和紙文化講演会詳細掲載↓クリック↓

http://www.tokushu-papertrade.jp/digimon/mon-blog/2009/09/171122.html

愛車

私の住んでいる周辺は比較的平坦な道が続くのでどこでも自転車で出かけます。

 

私の愛車はミニベロ(小径車)で、スイスのBLUNO製です。自転車にはラタンバスケットもギアーも付いていて結構機能も充実しています。

そしてデザインもなかなか良く、ハンドルとサドルは皮の手縫いでできていて、どこかアンティーク風です。

 

もともとモチーフとして購入し、作品のモデルにした後は専ら私の足になっています。

 

近くのスーパーへお買い物にいくのにも、その辺をサイクリングするのにも重宝しています。

 

さて、最近は次の展覧会の準備でアトリエに篭って制作することが多くなりました。

篭ってばかりではなかなかいいモチーフとは出会えないので、元モチーフだったこの自転車に乗って新たなモチーフを探しに出かけようと思います♪

 

 

いい風景、いいモチーフ、いい空気を体に取り込んでまた作品にします♪