Miyashita Mariko

2010年10月アーカイブ

以前より、和紙制作(伝統技法)のデジタル(バーチャル)アーカイブにまつわる測定と研究(科研費基盤A)の連携研究者をしているのですが、その投稿論文について賞をいただいたそうなので、お知らせします。

 

連名での受賞ですが、こういうことは滅多にないということと、いつも新しいことに挑戦する研究者の皆さん、いつもご協力くださる研究所(センター)の皆さんに感謝を込めて紹介します。

 

 

芸術科学会「カルチュラルコンピューティング賞」(文化に関する情報科学による貢献)受賞

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    土山裕介、檜山 敦(東京大学)、宮下真理子(玉川大学)
    江渕栄貫、関正 純(高知県立紙産業技術センター)、廣瀬通孝(東京大学)
    「拡張現実感技術を用いた伝統技能保持者の身体感覚の伝送に関する研究」
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12月にまた高知に出かけて測定や調査を行う予定です。

今後の発展を期待しています。

 

 

 

 

執念?の栗ご飯

先日、ひょっこり両親がアトリエを訊ねてきました。

朝4時起きして栗拾いに行ったので、栗ご飯が炊けたと言ってわざわざ持ってきてくれました。

私の実家の栗ご飯は芝栗(山栗)で、ご飯に少しお醤油で色づけをしたものです。

 

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子供の頃から秋になると栗拾いをするのが行事になっていました。

実家の付近は野山が広がっていて、山のどこにおいしい栗の木があるのかというのは小さい頃からよくわかっていました。

 

雨の降った次の日は絶好のチャンスとあって、朝早く叩き起こされてよく拾いに行かされました。

年頃になって親に反抗するようになってもシブシブ栗拾いにはつき合わされてました。

 

栗の皮剥きは大変です。

鬼皮は固くて剥きにくいし、爪が渋で染まります。

 

栗ご飯は作るのがとても大変なものだと思います。

 

そんな栗ご飯を私の為に朝から栗を拾って、皮を剥いて、ご飯と炊いて持ってきてくれました。

季節の食べ物は体で季節を感じる一番のゴチソウです。

 

たかが栗ご飯、されど栗ご飯。

「わざわざ」がたくさん詰まったお重を感謝していただきました。

明日からオンワードギャラリーでのグループ展が始まります。昨日、搬入してきました。

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今回の作品は、これまで取り組んでおります動植物の表現に空間を意識した色の階調が加わった感じの仕上がりになっています。

 

F20 「吉兆果」

F3 「緋の香」

 

です。

 

今回は11人のメンバーによって構成されています。20号1点、3号1点の最新作を出品しております。

お時間ございましたらお出かけくださいませ。

 

TRENTENNE トゥレンテンヌ展

2010年10月14日(木)~20日(水)

※17日(日)休廊

オンワードギャラリー日本橋

 

中央区日本橋3-10-5

℡03-3272-2331

 

*11人によるグループ展です。

昨日、お誘いを受けて後楽園にあるJCBホールへジャズ界最高の"巨人"ソニー・ロリンズのコンサートに行ってきました。

クラシックやオペラなど好きでよく聞きに行っていたのですが、最近は生演奏を聞く機会に恵まれず、久々の至福の時間を過ごしてきました。

 

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ステージに現れた御歳80才の巨匠はヨタヨタと足元がおぼつかなく、腰も曲がった状態でした。

しかし、これが一度音を出し始めるとシャキっとするから不思議でなりませんでした。

始めに感じた"このおじいちゃん、ダイジョウブか?"という若干失礼な心配は一気に吹き飛びました。

 

芸術という大きく同じジャンルで活躍する大御所の表現をライブで鑑賞するという貴重な機会でもありました。

歳を重ねてなお輝く秘訣は何か?

人を引きつける力が衰えることなく、魅力ある世界観を作り上げるにはどうしているのだろうか?

 

様々なギモンが次から次へと湧いて出てきました。

 

少し脱力したような一見いい加減そうに見える表現をしたかと思うと、時にストイックに追求したような正確なメロディーを刻む。

その絶妙なバランスはきっと「感覚」という一言で片付けられてしまうのかもしれませんが、説明しようがない心地よさにつながっているような気がしました。

 

感覚的でバランスの良い表現。

歳を重ねることで身についた経験値の深さに感銘を受けざるをえない時間でした。

 

いい勉強になり、楽しかったです。

あっという間に10月

気がつけば10月になっていました。

9月が目一杯忙しく、急に涼しくなったと思ったら10月になっていました。つい先日まで猛暑の残骸みたいな日々が続いており、体がどうかなってしまいそうでした。

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秋になれば私のダイスキな葡萄の季節です。

 

巨峰やピオーネといった紫色の葡萄ももちろん好きですが、中でもこのロザリオビアンコが一番好きです。

最近見かけなくなったマスカットのような感じですが、実が大きく、酸味がなくとても甘いのが特徴です。

 

今年は暑かったせいか、とても葡萄がおいしいように感じます。

 

10月になって新学期も始まり、またいつものように大学での授業もスタートしました。それと併せて展覧会の準備に明け暮れています。そんな中でおいしいものを頂くと、チョット気持ちが晴れやかになります。

 

おいしいモノを頂くとナゼだか絵を描きたくなります。

制作とおいしいモノ・・・いい関係なのかもしれません。(笑)