Miyashita Mariko

沢山のありがとうと共に

昨日、一週間の個展の会期を無事に終えました。

会期中に梅雨明けして夏本番の真夏日が続く中、沢山の方々にご来場いただきありがとうございました。

 

DSCN3372.jpg >>土日のギャラリートークでは会場に用意した椅子が足りないほどのお客様で賑わいました。。。

 

今回は2年ぶりの個展で、しかも地元でこれだけの作品数を揃えての個展は初めてのことでした。実は作品数も過去の個展に比べて最大でした。

 

幼稚園・小学校・中学校・高校と、八王子の地元の学校に通っていたので、当時の記憶を辿りながら思い出話や苦労話など、今に至るまでを回顧することが多かったです。

 


こうやって絵を描いて展示して皆様に見ていただくようになるまでにはずいぶん時間がかかったものだとシミジミと思うと共に、今日の今の自分があるのは多くの方が私を支えてくれたからこそだということを思いだして感謝の気持ちでいっぱいになりました。

アトリエでは一人で絵を描いているのですが、実は一人では描けていないということ。

時々昔のことを思い出すのは悪い事ではないですね。。。(笑)


 

DSCN3410.JPG 

会期中、そごう八王子店では「そごう夏市」真っ最中でセール期間と重なっていました。

・・・セールの時期が来ると少し切なくなります。

夏のセールの時期になると絵具や材料屋さんも同じようにセールになります。学生時代、年に2回あるセールの時期になると沢山の絵具や筆を買いためたのを思い出します。

日本画の絵具や筆は非常に貴重で高価なものが多く、学生のバイト代だけでは到底満足するほど用意することができなかったのを思い出します。

 

 「いつか思う存分絵具や筆や材料を使って絵を描けるようになりたい」

 

それが私の夢だったのを思い出しました。

 しかし、よく考えたら今でもその気持ちはちっとも変わってないことに気付きました。

 

 

そして

「いつまでも思う存分、絵を描いていたい」

が夢の一行に書き加えられ、 また今日から新しい作品を制作する毎日がやってきました。

次の展示でいい作品ができるようにまた日々精進です。

 

ありがとうございました。

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