Miyashita Mariko

2011年9月アーカイブ

船橋東武絵画市

船橋東武で22日より開催しております絵画市の来場日の為に土日は船橋に行ってきました。

催事場での絵画市に出品するようになってだいぶ経ちますが、毎回色々と勉強になります。沢山のお客様とお話しする機会もあり、素朴な疑問や材料のことまで色々とお話ししております。

 

会場には日本画だけではなく、油絵も並び、国内外の人気作家から物故作家まで数多くの作品が一堂に会すので、絵画のお祭りのような感じがします。

 

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船橋東武絵画市

 「宮下真理子」日本画特集

 

2011年9月22日(木)~27(火)    

船橋東武百貨店 6階催事場

 

 

今回は新作を加えた8点を出させていただいております。

宜しくお願いいたします。

今日はティファニー財団の日本の伝統文化と現代社会-第4回受賞式の招待を受けて行ってきました。

 

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米国ティファニー財団は2007年より日本の伝統文化の振興と地域社会の活性化に功績のある組織に対する顕彰を行い、本年で4回目となりました。

 

 

かのアクセサリーで著名なブランドTiffany&Co.によって設立されたこの財団は、芸術分野の教育と保全、環境保護を目的とする非営利団体に対する助成事業の活動を実施しているとのことです。

 

 

それはTiffany&Co.が自然の恵みである宝石や貴金属を得ていることから責任ある採掘=自然環境保全や珊瑚礁の保護に取り組み、さらにTiffany&Co.が歴史ある意匠を継承・踏襲することで現在と未来があるということから、その伝統的な芸術に対する造詣理念を元に社会に還元していくというとてもステキな取り組みを実現したのがこのAwardであるということです。

 

 

本年は

伝統文化大賞に「あまわり浪漫の会」(沖縄県うるま市)

伝統文化振興賞に「鯛車復活プロジェクト」(新潟県新潟市)

でした。

 

 

DSCN3642.JPG過去3回とも受賞式を見ていますが、毎年、普段触れることのない独特な日本文化の一端を垣間見る機会となっております。

 

埋もれていてなかなか目に留まりにくいような土着の伝統というものは習慣化されてなかなか見つけ難いということがあります。

 

今回の大震災によって、東北の様々な伝統文化がより際立ちを見せ、「六魂祭」という形になって改めてその重さを感じる機会があったり、日本には「日本」という象徴的な印象で担ぎ上げられる文化(サムライやらゲイシャといったような類)以上に各地の伝統文化というものがあり、地域に根ざした「魂を形にしたもの」があちらこちらに散らばっていると思います。

 

選考委員長の南條史生さんの最後の言葉で、「日本の美学といものは美しいものをどうこうするものではなく、生き方そのものが美学なんだ」というのがとても印象的でした。

 

「美」と名の付くものの職に就いてる以上、その「美」とは何かといつも考えています。

 

それは独りよがりであってはならないし、社会に出てみて初めて「美」と言えるものになって行くのではないかと思いました。

 

自分から発した個人的な主観が社会という壁にあたって跳ね返って戻ってきて初めて感じることができるもの。

社会との関わり方や、これから自分がどう進んでいくか、まだまだ課題は山積しているけれど、自分が生きていることで多くの人との関わりの中で何か役に立つことができれば嬉しいなぁと思いました。

 

まだまだ勉強不足。

今日もいい勉強になりました。

いつもなら。。。

201.8 070s.jpg先月、隅田川の花火大会を生まれて初めて生で見ました。

 

例年だと7月ですので、大作の制作に追われて見る間もなく終わってしまっていました。

 

しかし、本年は1ヶ月遅れでの開催とあって、ちょうど締め切りが終わったタイミングと重なり、見る機会を得ました。

 

 

今年は震災の影響もあり、あちらこちらの花火大会が中止になったのもあってか、隅田川の人出はハンパなかったです。

・・・満員電車のように人で埋め尽くされた道、車も通行止め、道には人が陣取りしてブルーシートを敷いて寝転がってみている・・・人の波をかわして自転車で浅草まで行きました。

 

むしろ自転車で行かなければ辿り着かなかったかもしれません。

 

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浅草には伯母が住んでおり、第一会場のすぐ目と鼻の先。伯母の自宅屋上からの眺めはスカイツリーと花火を同時に見れるというまさにプライベート絶景ポイントでした。

 

花火大会とあればお祭り気分のように感じますが、お祭りというものはいつの頃も鎮魂や祈り、奉納や神仏への御礼といった意味合いが含まれているものです。

 

その本来の意味が薄らいで、華やかな見た目と高揚した気分だけが浮き彫りになってしまい、お祭り気分=うかれ気分 というようになってしまったように思います。

 

 

美しくもはかない花火。

鎮魂と祈りの奉納。

華やかさに照らされて寂しさが際立つように、胸にその思いを刻む気持ちで今年の花火をしみじみと眺めました。