Miyashita Mariko

2012年5月アーカイブ

モチーフとなる季節の花をスケッチするのによく花を生けます。

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今ちょうど芍薬の季節で、とてもキレイな花を手に入れました。

芍薬には色々な種類があり、色も形も様々です。

 

芍薬と言えば、藝大の日本画科に入学して初めて取り組む写生モチーフでした。

日本画科というものは、大学に入るまでは日本画の画材に触れることはなく、水彩絵具と鉛筆デッサンで入試を行います。

大学に入って初めて日本画の画材に触れるのですが、その時日本画の岩絵具で描いたものが花の写生になります。

藝大1年生で初めて日本画の絵具で描いた花モチーフはユリ、その次に描くのが芍薬です。ちょうど入学して今時分・・・芍薬の季節に芍薬を描いていました。

 

その伝統はずっと受け継がれており、上の先生方も下の後輩も、同じ道を辿るカリキュラムになります。

 

大学から与えられた花を2本バケツに生けて花が枯れるまで写生した記憶があります。

 

今も花を見るたびに初心に戻り、枯れるまで見つめて、その色の変化や花びらの移ろいを感じては一つ一つ作品にしたいと思う気持ちを確認することをしています。

DSC_0390.JPG私は自他共に認める甘党で、兎角甘いものには目がありません。

その甘いものの中でも特に好きなものにチョコレートと焼き菓子があります。

この焼き菓子は先日の個展の際にご本人から頂いたもので、それはもうびっくりするくらいドストライクでした。

 

パティスリー タツヤ・ササキのササキさんは昨年9月にオープンした若いお店の若いパティシエさんです。

お店はご両親がなさっていた酒屋さんを改装したもので、オープンしても「ココはなんだったかな?」としばらくお店に気付かないところだったそうです。

 細部までこだわり抜いた伝統のフランス菓子は作り手の心意気を感じるもので、これが若いパティシエさんの仕事かと思えないほどの味わいを感じました。このこだわり(ガンコさ?)は素材の良さまで感じ、良質のバターと小麦の香りがたまらなくよかったです。

 

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日本人にとって少し甘みが強いように感じるコクと風味はフランスで修行しただけあって、本場フランスで食べた風味豊かな味を思い出すほどでした。

 

>>先日は念願だったカヌレとクロワッサン、オザマンドをいただきました。

フランスのブーランジェリーのパンとしてよく見る顔ぶれ。パティシエが作るパンというものは繊細でまたセンスを感じます。

 

若いパティシエ(時にブーランジェ)さんですので、これからが楽しみでなりません。こんな美味しいものを作る若者が、将来どんな風に熟成した職人になるのか。。。

その商品が美味しいから買うというのは当たり前ですが、彼の次の作品を食べたい、またずっと続けて欲しいと思って商品を購入する楽しみがあります。

 

彼の今後に期待するからこそ、今の目の前の作品の味がさらに増しているような、そんな未来を食べてる気分になりました。

 

ル・リベラルシム・シーオー パティスリー・タツヤ・ササキ

〒193-0822 八王子市散田町3-6-3

電話・FAX 042-665-8528

営業時間 11:00~18:00

定休日 月曜日

八ヶ岳小旅行

今日は朝早起きして八ヶ岳に行ってきました。

DSCN3900.JPG>>甲斐小泉駅すぐにある「平山郁夫シルクロード美術館」へ。

今回は特別展示で私の出身研究室の行った研究成果(再現・高句麗古墳壁画)を発表しているとのことで、行ってきました。

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高句麗古墳は北朝鮮にある世界遺産です。

研究するのには難しい条件が揃っているということです。

このような研究が発展し、保存修復の技術が生かされて未公開の壁画がよみがえることはとても有意義なことだと感じました。

 

高句麗古墳壁画は壁画自体も巨大で、まだ沢山の壁画があると伺っています。今後もその内容が解き明かされて公開される機会があることを期待した展示でした。

 

また、他の展示室ではゆったりとした空間で平山先生のシルクロードの大作を拝見しました。そのパワーと壮大なスケール感は圧巻でした。それと最晩年の平山先生の画室の様子のVTRも流れていて、もう先生にお会いすることができないんだな・・・と思って胸が痛みました。

 

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>>それから、八ヶ岳倶楽部にも行ってきました。

ここのギャラリーで、兼ねてより敬愛する彫刻家具作家田原良作先生の個展があるとのことで見に行きました。

 

良作先生の作品との出会いは、私が初めて個展を行った銀座のギャラリーの調度品でした。

それから心に響く造形に惹かれて八ヶ岳の先生の工房に吸い寄せられるように行くようになりました。

 

今回は柳生博さんご夫妻にもお会いして、作品を沢山眺めてきました。加津子夫人(通称:ママさん)はとてもきさくで、あちらこちら案内してくださいました。

ギャラリーで気に入った鍛金造形作家の小市さんの作品と良作先生の作品を入手しました。

 

今八ヶ岳は山桜と木々の新芽の淡い緑色との取り合わせでとても山が美しかったです。

地面にはカタクリやいちりんそうが咲き、春の息吹を感じる気持ちのよい季節を味わえました。

 

1日中ずっとアート三昧な休暇を過ごし、リフレッシュしてきました。