Miyashita Mariko

2012年8月アーカイブ

 サクラクレパス社の協賛を経てクレパスを使用した作品の依頼があり、その展覧会が昨日より京橋画廊にて始まりました。

 

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普段、私は日本画の画材(岩絵の具)での制作が殆どであり、なかなか使うことのないクレパスでの制作はとても不慣れで正直、依頼があった時には不安でした。

でも、材料が違っても絵を描くという行為には何ら変わりはなく、何であっても1つの作品を作りあげることが絵描きにとってはいい経験になるので制作してみました。

クレパスといっても、子供の頃に慣れ親しんだあのお絵かきの材料をバージョンアップした、「スペシャリスト85色」というものです。

 

>>こちらがその「スペシャリスト85色」

大変色鮮やかで、しかも色の幅が多いのが特徴です。幼いころから慣れ親しんでるはずのクレパスも、ここまで来ると大人仕様です。

 

こちらの材料は油彩用の揮発油で溶いて油絵具のような調合や混色もすることができ、仕上がり方は洋画に近い感じになります。

 

 

 

私はこのクレパスを直接画面に塗り付けたり、揮発油で溶かしてぼかしを入れたりして制作してみました。

材料がいつもと違うからといって作品が大きく変わることがないように、いつものように花鳥画を描いてみました。

・・・洋画の材料で日本画の題材を描く・・・そんな試みをしてみました。

 

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 >>東京展の会場は京橋画廊です。その他、地方巡回もします。

中央区京橋3-9-4 新京橋ビル

8月29日(水)~9月8日(土)

 

大阪展:サクラアートミュージアム(大阪市中央区森ノ宮中央1-6-20サクラクレパス本社ビル)

9月13日(木)~9月23日(日)

 

鳥取展:日南町美術館(鳥取県日野郡日南町霞785)

9月29日(土)~10月7日(日)

 

 

 

普段と違った材料を用いたとしてもそれは一つの作品であり、一つの絵画になります。

 

いつものように花や鳥を細かく描いているので、一見日本画に見えるかもしれません。でも、発色も風合いも異なる不思議な絵になりました。

 

 

また、今回の展示は様々なジャンルの作家を招待してのグループ展になっていますので、普段見ることのない様々な作家さんの作品と並べて展示させていただいております。

そんないつもと違った切り口から作品を楽しんでいただければと思います。

暑い日がまだまだ続いておりますが、お出かけくださいましたら幸いです。

 

大作の制作と搬入

夏の間は150号の秋の院展の制作に追われる生活をしていました。

ずっとアトリエに篭って制作に明け暮れ、昨日締切りを迎えました。

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ずっとBlogの更新もご無沙汰しておりました。

何か新しい出来事があるわけでもなく、ただひたすらに大作と格闘しておりました。

 

東京都美術館が改修工事の為に2年間は三越で展示を行っており、サイズも100号でした。今年からまたいつもの150号サイズに戻り、新しくなった東京都美術館で展示となります。久しぶりの150号は描き応えがあり、体力的にも大変でした。

 

>>美術館のバックヤードでは額装屋さんが作品の額付けをしています。この大きな作品に1ヶ月間ずっと張り付いて這いつくばって制作していました。

 

 

今年も無事に入選することができ、そして新しい美術館で展示されます。

表側は・・・是非美術館でお目にかかれればと思います。

お時間ございましたら是非お出かけくだされば幸いです。毎年年に1度の・・・そして精魂込めて取り組んだ大作です。

宜しくお願いいたします。

 

***

 

再興第97回日本美術院展覧会(秋の院展)

東京展

会期:9月1日(土)~9月16日(日)

東京都美術館

東京都上野公園8-36

JR上野駅(公園口)より徒歩7分

9:30~17:30 (最終日は13:30まで 閉場14:30)

※入場料が必要になります

大人900(700)円、中学生以下無料

http://www.tobikan.jp/public/m0deqg00000035ku.html