Miyashita Mariko

2012年11月アーカイブ

本日より開催されます「五線譜の詩」に出品している作品の紹介です。

毎回広島店でのグループ展では土日にギャラリートークイベントを開催しておりましたが、今年は大学の集中講義が入ってしまい私はいけなくなってしまいました。

一緒に出品している他の4名の先生方はイベントに参加の予定ですので、作品のお話を直に聞くことができると思います。

是非、この機会にお出かけいただければと思います。

 

私の作品は今回はギャラリートークで説明もできないこともあり、また、広島までは遠くて作品を見られない方もおられるかと思いますので、Webで新作の紹介と解説をしたいと思います。

 

緑光の誘いb.jpg

>>「緑光の誘い」(リョクコウノイザナイ) 

   F10号(53.0×45.5センチ)

 

森の奥に続いていく道を木漏れ日とともに描きました。

梓川沿いの山道は、針葉樹と熊笹に囲まれた木漏れ日の道。

道の向こうには明るく広々としたハルニレとニリンソウの草原・・・光と緑があふれる徳沢の空間が広がる。

山道をひたすら登り抜けた時のご褒美のような気持ちと道の先にある期待感と希望を絵に込めてみました。

(取材地:長野県上高地 徳沢)

 

 

 

 

天然緑青(孔雀石:マラカイト)をふんだんに使用し、奥の木漏れ日を純金泥で表現しています。

日本画の絵の具の魅力を生かせるように工夫しながら制作に取り組みました。

 

日本画は絵の題材や表現技法だけではなく、絵具そのものの美しさも魅力です。

緑の石の粉が乱反射して煌めく様子は絵を描きながらも何とも言えない気持ちになる、とても素敵な絵具です。

 

様々な観点から絵を鑑賞していただけましたら幸いです。

 

 

五線譜の詩

 広島そごうにてグループ展が明日より始まります。

 

DSCN4072.jpg新作6点出品しております。

ここの所取り組んでいる、自然の風景。

 

一見地味に見える何気ない風景を鮮やか描いてみたいという思いに主点を据えて取り組んでいます。

20号の作品は今年の秋の院展に出品した作品と同じテーマで、「水面の記憶」という作品をメインで出しています。

(パンフレット右上・DMと同じ絵)

 

 

「水面の記憶」

天泣の水鏡・・・天泣とは雲が全く見えないのに雨や雪の降る現象を言う。

上高地の空気は澄み、雲一つない抜けるような青空が広がる。

そんな空を映す水鏡はきっと天泣によってできた水溜りではないかと思う。

上高地=神降地とも言う。

神々が棲む森、美しい空を映す水面、水中には紅葉の落ち葉がきらめく。

(取材地:長野県 上高地 明神池付近)

 

お近くでしたら是非ご高覧いただけましたら幸いです。

 

 

 

「五線譜の詩」

会期:2012年11月27日(火)~12月3日(月)

会場:そごう広島店 本館8階 美術画廊

電話(代表)082(225)2111

 

 

 

和紙文化講演会

毎年恒例となっております、和紙文化講演会が今年も開催されます。

今年も司会を務めさせていただきます。

今年は「和紙に美と技を求めて」と題しまして加飾紙の世界を様々な専門家を招いての講演会となっております。

申込者は例年より多く、事前申し込みの段階で250名ほど集まっております。

当日も受け付け可能ですので、是非、この機会に和紙の魅力を感じてみてはいかがでしょうか。

 第20回記念和紙文化講演会

「和紙に美と技を求めて-加飾紙の世界―」

11月25日(日)

会場昭和女子大グリーンホール

時間:10:00開演(開場9:40)-17:00

入場料:3500円(機関紙:和紙文化研究20号1500円を含む)