Miyashita Mariko

バラの取材

 池袋東武のモンパルナス展および日本橋三越の無窮の會も無事に終了しました。

会期中、日本画の天然岩絵の具を使ったワークショップや、ギャラリートークなどのイベントもありましたが、何とか無事に終えることができました。

ありがとうございました。

5月の立て込んだ予定も終了し、次の締切に向かってまた走り始めました。

アトリエの中は何も描かれていない白紙のパネルが所せましと並んでいます。

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先日、ふとバラの最盛期であることに気が付き、あわててバラの取材に出かけてきました。

バラは私が制作する小品によく出てくるモチーフです。

いつも大輪のバラを見事に咲かせ、たくさんの種類を見ることができる旧古河庭園がお気に入りの取材場所です。

ここでたくさんの花を眺めます。

時間を忘れ一つ一つの種類に目を留め、花の声を聴きます。

 

バラフェスティバルの会期中は立ち止まってのスケッチが許されないので、とにかくたくさん見てどんな構図に

しようか、どんな色合いが美しいのかというのに思いを巡らす作業をしています。

 

それから意外と知られていないバラの取材スポットとしては大塚のバラ祭りがあります。

都電荒川線大塚駅から向原駅までの間の沿線をバラが埋め尽くします。

都内一位の品種も咲きそろうので、スケッチポイントとしては最高です。

 

梅雨入りしたとはいえ、植物にとっては良い季節になりました。

季節によってみられる色や形を探しにあちらこちらに出かけようと思います。

 

 

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