Miyashita Mariko

2013年6月アーカイブ

SENSU展

靖山画廊にてこの季節に相応しい展覧会が7月3日より開催致します。
本来、絵画とは生活に密着したところで愛されてきたものです。
日本画は特に、襖絵や屏風といった生活道具の中で生き続けた歴史もあります。そして扇子は最少サイズで持ち歩ける作品の一つだったと思います。
 
日常の中で本物の1点モノの作品を持ち歩き使用するという楽しみをもってもらえたらと思います。

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中島千波先生、中野嘉之先生、安田育代先生をはじめ、日本画家から若手洋画家まで20余名の個性が集まります。

 


私の作品は3点展示します。

・「六瓢」

6個の瓢箪を描いた作品。無病息災の無病(ムビョウ=六瓢)にちなんで縁起物とされた古典柄です。

・「藤花房」

藤の花房を扇子の上辺から棚をイメージして描いています。余白の妙を楽しむ構図で描いています。

・「東雲草」

夏の涼を楽しむツールとして季節の花である朝顔をモチーフとしています。


また、今回はこの扇子を収める桐箱まで描いています。それぞれのモチーフにまつわる絵柄と箱書きをしています。

それも併せて楽しみにご覧いただけたら幸いです。

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SENSU展 7月3日(水)~19日(金)
靖山画廊
東銀座駅4番出口徒歩1分 
中央区銀座5-14-16銀座アビタシオン1F
TEL 0335467356
11:00~19:00 会期中無休
※土日祝・最終日は17:00終了

 
 
 
 
 
 
 
 
 

 

 

 

小夏

小夏の季節になりました。

この時期になると高知の試験場でお世話になった研究員さんから小夏が送られてきます。

・・・お世話になったのは私の方なのに・・・いまだにまだ気にかけていただいて大変嬉しい限りです。

小夏.jpg小夏はとてもみずみずしく、独特な香りがします。まさに夏の香りを感じます。

 

ご存じの方も多いと思うのですが、小夏はリンゴを剥くように皮を剥いて櫛切りにしていただきます。

じつはなるべく白いワタの部分を多く残すように剥くのがコツです。

小夏は皮に近い方が甘く、白いワタの部分がおいしいのです。

柑橘類のあの白いワタを食べるなんて、始めはどうもよくわからなかったのですが、一度食べたらビックリでした。

 

さらにビックリな食べ方として・・・塩を振って食べるのです!

 

小夏が届くとすぐにお礼の電話を高知にかけるのですが、必ず小夏については「塩をかけて」と言われます。

とても意外なのですが、これまた塩アリの小夏がいけます。

みかんに塩。

意外な組み合わせですが、是非一度お試しください。 

 

額の注文

時々額をオーダーメイドでお願いしています。

絵の額は画材店で売っているものもありますが、注文によって絵に合わせて額を作ってもらっています。

・・・というわけで、いつもお世話になってる工房の職人さんにアトリエにきていただきました。

 

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額は工房で職人さんの手によって一点一点作品に合わせて作られています。

その額職人さんとの打ち合わせはとても面白いものです。

 

というのは、額の形(模様等)は規定があるものではないので、その原型から設計します。

額は額の模様のついた竿から作るものもありますが、フルオーダーの場合は木を削るところから始まりますので、自分の好みや絵にピッタリのものができます。

 

目の前でみるみるその設計図となるラフ図を書き上げるのですが、その設計図は断面図になります。

断面図から立体を想像しながら絵と合うかどうかを判断するのですが、それが頭の体操のようで面白いのです。

 

断面図の設計図も固まり、色を決めます。

作品に合わせて色を決めるのですが、金色だけでもいくつもの色があります。

 

 

 

絵にピッタリの色と形のオーダーです。

額の仕上がりが今から楽しみです。