Miyashita Mariko

イタリア旅行記⑨:オリエント急行!

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 >>豪華列車「ヴェニス・シンプロン・オリエントエクスプレス」にてフィレンツェ~ヴェニスを移動しました。

 

予てより一生に一度は乗ってみたいと思っていた憧れの列車。

アガサクリスティの推理小説にも登場するあの列車。

食堂車もバー車両もある。

ドレスコードだって決まってる。

 

そんな夢が叶ってしまう日がこんなに早く来るとは思っていませんでした。

 

 

 

 

 

フィレンツェのサンタ・マリア・ノヴェッラ駅にて列車を待つこと30分。

他のホームにはフェラーリが作った新幹線なんかが並んでおり、現代的な雰囲気の駅。

それを押し破るかのように悠然とそのクラシックな姿を現した。

その姿が近づくにつれ、駅で列車を待つ地元の人たちも「おぉ!」とそれぞれカメラを構えてオリエント急行に近寄るところをみると、現地でもこの列車は珍しいものらしい。

 人だかりができて一時大撮影大会のようになりました。

 

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 >>客室は1キャビンを用意してもらったので、一人で一部屋使いました。

ベルベットのソファー、装飾のある調度品、各部屋に小さな洗面所とミニバーが備え付けられてる。

クラシックで上品。

そしてすべてのアメニティや調度品にはオリエント急行のロゴ・紋章が入っている。

 

 

何とも言えない贅沢空間でした。

 

 

 

 

バー車両にはグランドピアノもあり、生演奏が絶えず流れていました。演奏者はこの道20余年のベテランピアニスト。そこで一杯飲んでいると日本人のお客様だとわかった途端に、日本の曲をいくつか奏でてくれました。 

 

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 >>お食事は食堂車にてコース料理をいただきました。

 キャビンスチュアートさんが付き、お世話をしてくれます。

ドレスコードはフォーマル指定だったので、他のお客様は蝶ネクタイやドレスの方も!

 お食事は大変おいしかったです。

それにしても食器が全てオリジナルでオリエント急行のみで使用されるものでそれもびっくり。

お皿やカップ、スプーンやフォークまで全て紋章入りでした。

 

ヴェニスまでのディナートリップはあっという間でしたが、夢のような時間でした。

 

 

 

 

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