Miyashita Mariko

2014年8月アーカイブ

フランス旅行記④

朝から国鉄SNCFに乗って郊外に出かけました。

DSC_0210.jpg宿泊していたのが凱旋門側のホテルだったので、St-Lazare駅まで地下鉄の経路がうまく確保できずに朝7時にホテルを出て歩いてSt-Lazare駅に行きました!


道すがらバゲットにハムとチーズを挟んだサンドイッチをかじりながら朝のパリ散歩。

ipadで位置情報を確認しながら駅まで向かいました・・・ということで最近では紙地図よりipadが活躍します。



海外に行くたびに現地のWi-Fiを契約してアンテナごと持ち歩くようにしてからは街歩きがスムーズになりました。


国鉄のチケットをまだ購入していなかったので、朝のラッシュになる前にと出かけたのですが、チケット窓口はすでに長蛇の列でした。。。


8時半の列車に乗りたかったので徐々に時間が迫る・・・。

慣れないフランスの国鉄チケットを買うのが初めてで、券売機は使えずに結局窓口に並び、制限時間いっぱいになってしまいました。


目的地はVernon(ヴェルノン)。

8時半のベルノン行きは何と1時間に1本、この時間は2時間に1本という少なさだったのでここで買いそびれると2時間待ち。列が全然進まず時間が刻々と迫りものすごい冷や汗・・・。

DSC_0242.jpg窓口に到着した時はもう5分前になっていました。

オジサンにチケット頼んだら急いで素早く手配してくれて「22番線まで走れ!急げ!良い旅を!」って言ってくれました。

フランスに来てまでも駆け込み乗車するとは思いませんでしたが、発車ベルと同時に滑り込みセーフでした。

そんなこんなで電車で移動すること1時間、目的地ヴェルノンに到着。

そこからルーアン行きのバスに揺られて20分ほどでGIVERNY(ジヴェルニー)村に到着。


そうです、クロード・モネの家にきました!

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ここがモネの邸宅。
画家が過ごしたアトリエがあります。

このアトリエから数多くの名作が生み出されたというわけです。












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DSC_0329.jpgモネの庭は最盛期でした。

色とりどりの花が咲き誇り、日差しの強さも独特で絵の中にいるようでした。


モネの睡蓮の池も絵のままでした。

画家の庭、画家の家、アトリエ。


どこを切っても絵になるとはこのことだと思いました。


モネといえば誰もが知ってる巨匠であり、好きな画家として挙げるには少々ためらうほどメジャーな作家です。


しかし、現地に来て思ったことは、画家のまなざしを感じたことです。

モネが何を見て何を表現したかったのか。

それが少し感じられたような気がして画家の息遣いを目の当たりにしました。

美しい光、美しい色。
どうやったらそれを伝えることができるのだろうか。




そんな思いを巡らせながらモネの視点を探しているうちに、心がモネを好きになっていました。

フランス旅行記③

モン・サン・ミッシェルとパリを結ぶ高速道路(Autoroute)の途中、ちょうど真ん中位にリンゴというか
シードルの名産地があります。
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フランスの西側に位置するこのノルマンディー地方はブドウが育
たないのでワインができません。

そこでリンゴのお酒が発達・・・シードルの名産地なのです。





その名も「シードル街道」というリンゴの木に囲まれた道を進み、

ブヴロン・オン ・オージュ(Beuvron eu Auge)村へ行きました。




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フランスの美しき村 "Les BeauX Villages de France"にも登録されているノルマンディーの古民家建築の街並みの美しい村です。


モン・サン・ミッシェルを代表とするノルマン様式建築の石組みの建物とは別に、ノルマンディーの民家建築は、木で柱や骨組みといった枠を先に作ってからその間を漆喰などで埋めたような感じです。




全体的に見ると微妙に揺らいでいるようにも見える、温かみのある手仕事を感じる建築です。


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その木枠のデザインがとても素敵で、クロスしていたりV字に組まれてたりして幾何学模様のように見えます。


オートルートからは牛が放牧されているのが見えたり、街中には水路があって石段で降りて洗濯や野菜を洗えるような水場がありました。

パリの都市風景とは違ういわゆる農村風景で、全く趣きが違いました。



街でシードルを買って飲んだのですが、とても濃厚でした。

リンゴジュースも買ったのですが、少しクセ(発酵しているような)のあるまろやかな味わいは独特で、一度飲んだら忘れられない味でした。





こんなフランスに出会えたことが何より心に残りました。

フランス旅行記②

予てより行きたかったモン・サン・ミッシェルに行きました。

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パリから650キロ北西方向に離れたこの世界遺産に日帰りで会うためには
早起きと体力が必要です。

パリからモン・サン・ミッシェルの観光ツアーというのは結構あるのですが、
どれも13時間コースです。



行き方はバスツアーに参加するか、自力で高速鉄道(TGV)に乗ってそこから
バスで現地に行くかですが、現地滞在時間をなるべく確保することと、
ここに行くまでの田舎町に立ち寄りたいという理由で今回は個人的に車を
手配してもらって出かけてきました。

4時間程オートルート(高速道路)を走り、遠巻きに修道院の姿が見えた時の感動は一入でした!







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まずはモン・サン・ミッシェルを望む対岸にあるホテルレストランにて昼食をとりました。



昼食にはモン・サン・ミッシェルの名物ともいえるla mere poulardのオムレット(マッシュルーム添え)というのをいただきました。






それからこの地方名産のリンゴを使ったシードルも。


お天気に恵まれて、屋外のランチは最高でした。




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そしてモン・サン・ミッシェルに登りました。


内部はとても入り組んだ迷路のようになっていて、しばらくはお店や飲食店が続きます。

小さな城下町のような風情で、全てがギュッと詰まったようです。

教会に到着すると、現在もミサが行われてるようで荘厳な空気が漂っていました。



教会は崖の形状を生かしながらいくつものチャペルを組み合わせており、増改築を繰り返しながら生きてきた証がそこにはありました。


百年戦争の時には要塞の役割をしたそうで、見張り台や砲台の跡などもありました。

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頂上付近から見下ろすと、干潮だったため、干潟になっていました。


歩いて向う岸の島の辺りまで散歩している人がいました。




かつては海に浮かぶ孤高の修道院であり、潮の満ち引きがわからない時代には干潮時に歩いて渡る間に潮が満ちてきて多くの修道士たちがが命を落としたと言われています。

現在は修復工事中で、アチコチに足場が組まれ、周辺の保全工事も行われておりました。



海に浮かぶ修道院という姿は今は砂の堆積によって失われてしまっており、それを回復するための架橋工事をしているとのことです。



次に来る機会があるとしたら、その美しい海に浮かぶ修道院を見てみたいと思いました。

工事の完了は2015年だそうです。。。

フランス旅行記①

先日、取材旅行にフランスへ行ってまいりました。
備忘録としてまた旅行記をUpしたいと思います。

フランスはかれこれ7年ぶりになりますが、結構忘れないもので、なんとなく街の地図が頭に入っています。
フランスに到着し、翌日は必ずと言っていいほど時差ボケで早起きになります。
朝4時には目覚めてしまい、目がパッチリしてしまいます。

朝食の時間まではまだ早いのでそういう時は早朝散歩に出かけます。

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↑朝5時の凱旋門は人も車もなく、日の出頃の美しい空の中にそびえていました。

この時期のフランスは一年で一番日が長く、この時間には空が明るくなり、夜10時頃まで
夕方のような明るさが続きます。

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↑これで午後8時過ぎ。信じられないくらいの晴天です。

今回の旅行ではできるだけ郊外に行くことと、沢山の美術館を巡るということを目標にフル回転してきました!