Miyashita Mariko

Alvar Aalto Collection 1936

ガラスの花瓶である。

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20世紀を代表するフィンランドの建築家、アルヴァ・アアルトのデザインのフラワーベースです。

 

今から76年前にデザインされたにもかかわらず、古さを感じさせるどころか今も尚モダンで新しさすら感じます。しかもとても実用的(洗う時に底に手が入る!)で使い勝手も抜群です。

 

フィンランドの湖の形状からインスピレーションを受けたというその形は自然と調和するのか、どんな花を活けても絵になります。

やはり人の手で創るものも、自然や天然の形をモデルにしたものには流行り廃りがないものなのかも知れません。

長く愛されるものには理由があります。

 

そんなモチーフに囲まれて制作することはとても幸せなことです。

 

 

去年の震災でガラスの花瓶を全て割ってしまい、また集めようとした矢先、同じデザインの限定モデル(手前)をいただきました!ありがとうございました!

 

例によって花を良く描くので、素敵な花瓶に活けて私も生き生き描けそうです。

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